本当の一人ぼっち

 

 

このまま、アイドルを一人の女性として好きなまま、社会人になっていいのか。

 

普通に働いて、普通に彼女を作って、普通に結婚して。普通に父親になって。

あくまで「普通」の範囲から漏れない中で、

好きなことをやって、頑張って。

それが一番、周りの皆を幸せにできることなんじゃないか。

僕のやっていることは間違ってるんじゃないか。自分の幸せが全てかのようで、自分はなんとおめでたい。

 

そんな悩みに対して、僕の中ではもう、ずっと前から、考えて考えて、無駄な時間だと思うくらい考えて、それでなんとか、答えを持つようになってきたことなんです。

 

これでいいのか。周りの人に心配させてる、迷惑かけてる、傷つけてるって。

 

でも同じくらい、僕も心配して、僕なりに苦労して、沢山傷ついてきたことなんです。

 

なのに、今更になって、

 

「非常識やと言ってるんや」

「おかしなったんちゃうか」

「中学から私立に入れたのに、まあ大したことない就職やわ」

「乃木坂の"なんか"、全部キャンセルや」

って。

 

高校生の頃はそんなこと言われなかった。

でも今は違う。

今になって、まるで新しい問題が浮上したかのように言う。

 

それって結局、今まで本気にしてなかったということ。

高3のとき、20歳の誕生日祝いのとき、

僕が少し泣きながら話したことも、

酒を飲みながら話し半分で聞いていただけだったということ。 

 

ふざけるな。

 

どんな気持ちで過ごしてきて、どうしたいのか。

どれだけ考えて話したか。

 

理解なんか全くされていなかった。

 

出来の悪い僕に力をくれるのが、飛鳥さんなんです。

ただの趣味じゃない、

本気で好きなんだって、

言っただろおおおおおおおおおおおおおおお

 

その時は適当に聞いておいて、

まあ大丈夫だろう。いつか大人になってくれるよ。

結果が出なかったらその時言ってやろう。

 

そんな程度に思われていたんだと思う。

 

確かに、かけてもらったお金、昔はもらった愛情、

それらに比べれば、

僕は結果を出せなかったし、孫の顔だって見せられないかもしれない。

 

でも、それでも、頑張れって、駄目だったら帰ってこいって、

言ってくれるのが、親じゃないんですか。

ごめん、励ましてくれた言葉もありましたね。

でも、

あなたが何気なく言ったかもしれない言葉たちが、僕は忘れられないんですよ。

それだけで、他の全部、うわべだけに聴こえる。

 

頑張れば、できるだけ周りの人に納得してもらいながら、

自分の進みたい道を進んでいけるはず。

そう思っていた頃もありました。

 

僕が間違っていました。

もう無理です。

 

誰にも話しません。

僕は本当に大切に思っていた人、思ってくれていると感じていた人に、本気で話したんです。

でも違いました。

もう今後、あなたたちから何と言われようが、適当に流します。

違うと思っても頷きます。

うわべだけ、健気で良い、子どもになります。

 

沢山、楽しかった頃の思い出を抱えて。

 

 

昔の話ばかりするようになったら、その人は終わりだ。

 

そんなことを聴きました。

 

それなら、僕はもう、終わっているのかもしれません。

 

昔の僕がいかに綺麗で透明に近かったか、

最近、よく分かるようになりました。

 

口先では分かったようなかことを言っていても、

心の底では、いつも何かを信じていました。

 

何かを諦めることが増えて、諦めることに抵抗を感じなくなって、

つまらない人間になってしまったと思います

 

本当は違うと思っているはずのものを、言い訳して受け入れてしまう、

子どもの頃絶対なりたくなかった、

くだらない人間に。

 

これが大人になることだとかそれも成長だと言うのは、

あまりにも都合が良すぎます。

 

あるいは、昔は綺麗だったのではなく、本来のくだらない人間性が表現してきただけ、

とも言えるかもしれません。

 

でも本当にそうだと決めてしまったら、本当にもう終わりを迎えてしまう気がします。

 

 

あすとは違った方向から来たかもしれませんが、

僕も「ハッピーエンドが読めない」時を迎えているのかもしれません。

 

綺麗な気持ちや美しい出来事を、

綺麗事だと思ってしまう自分を、

受け入れてしまっています。

 

今日みたいなこと、

あすに話したいなんて、

本当は一つも思っていないのに、

止まりません。

 

「僕のこと、分かる?」

「ブログ、分かる?」

なんて聞いて、本当にごめんなさい。

 

今日のこのブログも、

長々と、つまらない話をして、ごめんなさい。

 

こういう話をするのは、本当に今日で最後にします。

 

 本当は、そんなことが言いたかったんじゃなかったんです。

 

後半に言った、

「僕にとって8年目の今年、今までで一番幸せな年にします。」

これは今の、心からの気持ちです。

 

 

周りがどうだとか、自分の悩みやすい性格とか全部、もう気にしません。

 

自分が一番大切にしたいこと、それだけを絶対に守る。

その先に本当の成長がある気がします。

 

その時、もしあすが一緒に居てくれたら。

それが僕の一番の幸せです。

 

大好きです。